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暮らしを紡ぐ2

HN sakura 日々の暮らしを通して見た四季の移ろいや古寺散策、お菓子作り、カフェ巡りが趣味 器やインテリア、暮らしのことを綴ります。旧ブログを2006年に始め2016年以前のブログから移行。よろしくお願いします。。


by teineinakurasi2

山種美術館 東山魁夷と日本の夏




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山種美術館、東山魁夷没後25年


美術館が所蔵する東山作品の代表的絵画や

夏を感じる日本画の展示があり友人と山種美術館へ。



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撮影可能な作品は

東山魁夷 「京洛四季」の「緑潤う」


東山魁夷は、文豪 川端康成から

「京都は今描いといていただかないとなくなります。

京都のあるうちに描いておいてください。」とすすめられた。

その頃、川端康成は京都市中に家を借り

京都を舞台にした「美しさと哀しみと」「古都」を執筆していた頃だった。

昭和37年、魁夷は京都の風景の連作を描いてみたいと応えた。



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今回展示された「京洛四季」



右上「春静」 鷹峯、右下「緑潤う」修学院離宮

左上「秋彩」小倉山、 左下「年暮る」都ホテル



山種美術館 東山魁夷と日本の夏_a0391145_11180885.jpg

「満ち来る潮」

皇居宮殿の壁画「朝明けの潮」を描いた後

山種美術館の創始者 山崎種二代理として

山崎富治氏が宮殿の壁画を感激した父の希望で

美術館にも一般国民も観ることが出来るように壁画を依頼。

当初東山氏は宮殿と同じ図柄では差し障りがあり、二度描くのは情熱が湧いてこないと

東山氏は申し出を辞退するのだが

山崎氏の再三の熱意ある申し出に応え新たに、「満ち来る潮」を制作した。

押し寄せて来る波が岩にあたり激動の世界に立ち向かう日本国民の

エネルギーを象徴する構図となっている。

荒々しい波が岩に当たって

波しぶきが弾ける様子は、緑青と群青とプラチナ箔や金箔が

各所に施され、厳しい中にも優しさを感じる壁画に

しばらくの間足を止め、立ち尽くした。

その壁画が出来るまでの習作や、スケッチなども展示されて

ちょうど2014年から2015年にかけて展示された時に観たので

10年ぶり、混迷する今の日本の現状と重ね合わせ

優しさと勇気をいただいたような気がします。


後半は現代の作家も含め、日本画の巨匠たちが描く夏の風景

東山魁夷の師匠でもあった川合玉堂など東山氏とゆかりの画家の絵も展示され

見応えある展示で四季がある日本の素晴らしさを改めて

実感した展示でした。

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奥村土牛の「睡蓮」



昼食や休憩も山種美術館の楽しみのひとつ。

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「にゅう麺」とかやくごはんのおにぎりをいただきました。


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食後はお抹茶と和菓子

毎回展示作品のテーマになった和菓子がいただけます

奥村土牛の「睡蓮」がテーマの

「涼やか」

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友人は東山魁夷の「満ち来る潮」の和菓子です





ブログテーマ:日本に生まれて良かったと思うのは?
Commented by boheme0506image at 2024-08-30 13:36
sakuraさん、こんにちは~♪
四季のうち緑だけが撮影OKだったのね。
私、芸術は音楽はよく聴くけどアート系は恥ずかしながら
まったく無知なんですけど、川端康成と交流があって
そんな経緯があったのね。
そういう所から入っていくのも面白そう。
四季を見て、春だけはすぐにどこかわかりました。
修学院離宮は行ったことがないので、行ってみたくなりました。
川端康成は、祐斎亭でも「山の音」を執筆しているのよね。
読んでないけど^^
休憩するレストランやカフェもメニューが魅力的ね。
手前の和菓子、色が綺麗で上の睡蓮が細かく美しいわ。
奥の和菓子は渋いお菓子ですね♪
Commented by teineinakurasi2 at 2024-08-30 18:20
◇さおりさん◇
こんにちは~♪
そうなの、展示数も少ないのでだいたい、撮影は1点かな。
大きい美術館だと最近撮影可能の点数も増えてきました。
そうなの、川端康成と交流があって「京都」を描いて
残してほしいとお願いされたみたい。
数年かけて京都を何度も訪れて、洛中から東山、
洛北、洛南、洛西、山崎や比叡山、周山街道を描かれています。
風景全体よりも、切り取った絵が多くて
さおりさんとご一緒した天龍寺の塔頭の土塀も描かれています。
ほとんどの作品が長野の信濃美術館、東山魁夷館で所蔵しています。
私も修学院離宮や桂離宮はまだ行ったことがなくて。
いつか行ってみたいわ。
そうそう、「祐斎亭」で川端康成が執筆しているよね。
私も「山の音」は読んだことないわ。
そうそう、こじんまりした美術館なんだけど
いつも激混みしないし、絵を観た後も
和菓子やランチが楽しみです。
「涼やか」っていうお菓子は
錦玉羹だからさっぱりとして夏向きの和菓子でした。
友人は渋いお菓子を選んでいました。
Commented by meife-no-shiawase at 2024-08-30 20:52
東山魁夷氏と川端康成氏・・・
交流があったというのがすごいです。

京都のあるうちに…はどういう意味だったのでしょう。
変わってしまう京都をどこかで感じていた・・・
私などからすると京都は日本の中でも
歴史や建築物や色々と変わらぬところも多いところだと思いますが・・・

睡蓮の和菓子。色がきれいですねー。
Commented by teineinakurasi2 at 2024-08-31 16:13
◇メイフェさん◇
こんにちは~♪

東山さんの絵は少女時代から好きで
信州や北欧の絵は画集で見て知っていましたが
「京洛四季」について興味をもったのは
BSで東山魁夷の「京洛四季」の番組を見てからでした。
その時川端康成氏との交流を知りました。

本によると、川端康成氏は京都を描いた小説を執筆中
京都市中で居を構えていたそうですが、年々
京都の街を囲む山々が高い建物が増えてきて
山が見えなくなってきたことを嘆いていたそうです。
メイフェさんが言われるように、
京都は日本でも一番っていいほど伝統的な建物やお寺や神社は保存され残っていますが
昭和30年代には市中の京町家が減り、高いビルが増えて
京都の未来を心配されていたそうです。

睡蓮の和菓子、夏らしく涼やかで美味しいお菓子でした。


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by teineinakurasi2 | 2024-08-30 12:15 | アート | Comments(4)